大学・高専機能強化支援事業のおかげで特定成長分野に助成金が交付されるのだが,採択された大学のリストを見ると将来の公募の動向を把握できるかもしれないと思った.
あくまで私の分野の話だが,2023年に採択された大学が今年(2024年)公募をかけていて,それらは2025年以降の着任を想定しているように見える.この傾向が続くのであれば,現在(2024年)に採択された大学は2025年に公募をかける事が予測できる,かもしれない.例えば2024年に京都大学が支援2ハイレベル枠に選定されている事から,2025年に複数人の公募がかかる可能性が予測できる.❤京大大好き❤な人は,2024年の公募戦線に出撃するのはやめて,2025年の公募戦線に参戦するのがよいかもしれない.
ただし特定成長分野とは「デジタル・グリーンを中心とした成長分野」であり「理学関係・工学関係・農学関係分野」とのことなので,どの分野に力を入れるかは大学による.
支援2は大学・高専名しかわからないが,支援1であれば改組後の学部・学科名も記載されているので,もう少し精度高く公募がかかる分野を予測できるかもしれない.
大学・高専機能強化支援事業は原則2025年度までとのことなので,2026年の公募以降は正常に戻ってしまう可能性がある.公募戦線を考えている人は,乗るしかない、このビッグウェーブに!!(2023年に認可された大学が2024年9月地点で未だに公募出していなかったりもするので,スパッとなくなる事はないかもしれないが)
追記:
学位授与機構のHPに,各大学がどのような内容で改組をするか示して資料が公開されている.
https://www.niad.ac.jp/josei/report/r6selection/
京大だと工学部電気電子工学科,情報工学科の定員20名増,研究室4増,教員無有期4名,有期8名増とある.一方で支援1の北陸先端科学技術大学院大学は教員の増員については述べていないから増員しないのかしら.
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