かわいいは正義
ただの日記ですよ(・ω・)
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2024年2月1日木曜日
HSPICE で過渡解析の結果として初期値のみが表示される
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HSPICEで過渡解析を行ったときに,初期値(時間0点)のみ表示されて波形が表示されないことがある. これは autostop を使っている状態で .Measure の条件を満たす波形入力が存在しないことが自明な場合(例えばトリガ条件の信号が存在しないなど)に過渡解析を実施せずに...
2022年5月28日土曜日
Setup search inside SiliconSmart
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Flip-Flop の遅延特性のうち,Setup time の定義は2つある. (1) C2Q 遅延の最小値から C2Q 遅延が 3~5% 悪化した点の D2C 遅延を Setup とする. (2) D2Q 遅延が最小となる D2C 遅延を Setup とする. 広く認識されてい...
2022年3月21日月曜日
HSPICEで容量を測る
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容量を測るには3つ方法がある. ・AC解析で測る .print ac cap(Node) .ac dec 15 .1k 100k 対象 Node の容量の周波数特性を評価することができる.ただし,Nodeとどこの間の結合容量を見ているのかはわからない.他のすべてのノードとの容量...
2021年4月23日金曜日
HSPICE の Advanced Server/Client モードでマルチスレッドシミュレーションを行う
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以前の記事 HSPICE で Advanced Server/Clientモードを使う https://kawaiihaseigi.blogspot.com/2016/10/hspice-advanced-serverclient.html でマルチスレッドもどきを実現したのだけ...
2020年8月1日土曜日
BSIM-CMGでトランジスタ特性をばらつかせる
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BSIM-CMGでトランジスタ特性をばらつかせるには,以下のモデルパラメータが利用できる.DELVTRAND,U0MULT,ISD0MULT以外はモデルパラメータとしてあらかじめ存在しているものである. パラメータ:初期値:説明 DTEMP :0 K:デバイスの温度シフト量...
2020年6月26日金曜日
BSIM4 level 72におけるトランジスタ構造オプション
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BSIM4 level 72 (BSIM-CMG)モデルは,一つのモデル式で様々な形状のトランジスタを表すことが可能である.近年のデバイス構造の進化によって様々なトランジスタ構造が提案されている.モデル式の中でトランジスタ構造を選択するオプションがあるので紹介する. BULK...
2019年8月22日木曜日
HSPICEのVariation Blockを無効にする (option ignore_variation_block)
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Fab提供のPDKにおいてVariation Blockが利用されている場合,これまでの伝統的なばらつき生成(Agaussなど)とは異なるばらつきが生成されてしまう(PDKにもよるが,ローカルばらつきとグローバルばらつきを同時に生成したり,空間相関ばらつきを生成することができる)...
2019年8月19日月曜日
HSPICE互換シミュレータ
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HSPICE はゴールデンな回路シミュレータですが,みんなが使うのでライセンスがなくなりやすい.パンがなければお菓子を食べれば(ry と言われるけれど,じゃあどんなお菓子(選択肢)があるのか気になります. 代替になりうるシミュレータについて調べてみた. ・FineSim SP...
2019年8月18日日曜日
HSPICE で .measure の結果を出力しない (.option measout)
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HSPICE で .measure の結果を出力を制御するには .option measout を使う. .option measout [=1 | 0] 1を指定すると結果を.mt# に出力し,0を指定すると.mt#を生成しない. デフォルトは1. どういった場面...
2019年8月17日土曜日
HSPICE のモンテカルロシミュレーションの結果の出力を制御する(.option mcbrief)
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過去の HSPICE (2012あたり) でモンテカルロシミュレーションをすると,変動させたパラメータ, .measure の結果だけが出力されていた.最近の HSPICE はそれ以外にも大量のパラメータを.mt#に出力するので,.mt#のファイルサイズもとにかく大きくスクリプ...
2019年7月5日金曜日
HSPICEにおける非収束(Non-Convergent)の原因と対策
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マニュアルを訳しただけです. HSPICEでなんで収束しないの?そもそも収束って何?と言う人はSPICEの動作原理について勉強するといいかも. [原因] #0 回路構造の確認 回路にフローティングが存在すると,その点の電圧を決定できないために非収束となる.すべてのノ...
2019年7月1日月曜日
HSPICEの性能を上げる10のtips
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SynopsysのBlogを直訳したものです. 10 tips to improve performance using HSPICE #1 HSPICEの収束性を上げるためにrun levelを適切に設定する. .option runlvl = 1|2|3|4|5|6 ...
2018年12月20日木曜日
SiliconSmartでHSPICEのライセンスを使わない(HSPICE_embedded)
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SiliconSmart 2016では,シミュレータとしてHSPICE_embeddedを選択する事ができ,これを使うとSiliconSmartのライセンスだけでHSPICEを用いてキャラクタライズをする事ができる. (ただしHSPICEは2015.06より新しくないといけない...
2018年3月9日金曜日
HSPICEのAdvanced Server/Clinetモードで標準出力をファイルに書き出す
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HSPICEのAdvanced Server/Clinetモードで標準出力をファイルに書き出すには,Serverを起動する時に-o "ファイル名"を指定する.Clientで-oを付けても効果がない.
2018年2月28日水曜日
intel Core-i7 vs AMD Ryzen for HSPICE
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intel Core-i7 と AMD Ryzenの速度比較を行った.比較方法は多くの人が身近によく使う Synopsys HSPICEの実行速度で,正確にはSiliconSmart ACEで69種の論理セルを持つセルライブラリのキャラクタライズ速度で比較した. Core-i...
2 件のコメント:
2017年3月24日金曜日
Traditional and Variation Block Monte Carlo
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HSPICEの新しい版(前からあったと思うが少なくともL-2016.06-SP1-1)では,PDKにも依存するがモンテカルロ(Monte Carlo:MC)解析においてVariation-Block(VB)ベースのMC解析が利用できる. 伝統的なガウス関数(AGAUSS)以外に...
2016年10月14日金曜日
HSPICE で Advanced Server/Clientモードを使う
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HSPICEを利用するときにライセンスをチェックアウトする必要があるが,細かいシミュレーションを多数行う場合はチェックアウト/チェックインのオーバーヘッドが大きい. ライセンスをチェックアウトした後,そのまま保持するためにServer/Clientモードを利用する.今回はAdv...
2014年12月13日土曜日
difference between HSpiceD, HSpiceS, Spectre, SpectreS?
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Analog Design Environment(ADE)を利用している際に, シミュレータの選択肢が複数あるが,これらの違いがわからないので調べた. まず,Spiceの種類として大きくCadenceのSpecterとSynopsysのHspiceの2種類がある. そし...
2014年11月20日木曜日
HSPICEの乱数生成器を指定する(.option randgen)
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HSPICEで乱数を生成する場合において,乱数生成器を指定する事ができる. .option randgen=value valueはそれぞれ 0: デフォルト. マニュアルには"traditional random generator"を使うとあ...
2014年2月20日木曜日
Silicon Smartにおける"no convergence"の一原因
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Silicon Smart AceとHSPICEを使ってスタセルのキャラクタライズを行っていたところ,以下の様なエラーをHSPICEが出力しキャラクタライズがとまる事態が発生した. Error: Simulation initialization__ACQ_1.sif f...
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