最近のHSPICEは-mpオプション(マルチプロセッサ),-mtオプション(マルチスレッド)等があり,うまく制御できれば計算速度を飛躍的に向上させることができる.一方でこれらの高速化機能を使うとモリモリライセンスを占有してしまう欠点がある.特にVDECのCADを使わせてもらっているところでは,むやみにライセンスを占有すると他の利用者に迷惑になる可能性が高い.
従って,今存在しているFloating License数を知る事ができれば,ある程度並列化しても良い規模を見積もることができる.
HSPICEでシミュレーションを実行すればライセンス数はわかるが,毎回C-cで止めるのはおっくうである.この場合,HSPICEをインタラクティブモードで起動させることで,HSPICEのライセンスを知ることができる.
hspice -I
インタラクティブモードで起動することで,1ライセンスを取り,次の入力待ちとなる.なおquitでHSPICEを終了する.
% hspice -I
lic:
lic: FLEXlm: v10.8
lic: USER: xxxxxxxxxx HOSTNAME: xxxxxxxxxx
lic: HOSTID: xxxxxxxxxx PID: 2426
lic: Using FLEXlm license file:
lic:
lic: Checkout 1 hspice
lic: License/Maintenance for hspice will expire on 01-may-2013/2011.09
lic: 37(in_use)/xxx(total) FLOATING license(s) on SERVER
lic:
Hspice license have checked out
HSPICE >quit
lic: Release hspice token(s)
%
もう少しエレガントにできればいいのだが,まあこれで満足(でもC-cと大して変わらないかも).
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