2019年8月27日火曜日

Calibre LVS でショートを見つける (Layout Short Isolationを活用する)

Calibre LVS で特に電源系のショートを起こすと,ショートした電源すべてがハイライトされてしまいショート箇所を見つけづらい.

ラベルをクリックすると上記画像のように電源すべてがハイライトされてしまう.

RVE の Layout Shorts Isolation を使うと,ラベルから別のラベルまでのショートの経路を教えてくれる.RVE の Layout Shorts のタブを開き,下部の Layout Shorts Isolation のリストを見る.


これは,あるラベルがどの箇所のレイヤーを通じて別のラベルにつながるかという情報を表している.クリックするごとに該当箇所をハイライトしながら表示するので,一番上から一番下まで順番にクリックしていくとラベル間がつながる経路がハイライトされる.


上層の電源メッシュかだスタックドビアを経由してM1におり,再度スタックドビアを経由して上層のグラウンドにつながっている.スタックドビアを不適切な場所に置いたので電源とグラウンドがショートした事がわかる.

https://www.youtube.com/watch?v=VCskP4HhQFw
Mentor Graphics のYoutubeチャネルで紹介されていたよ.みんなでチャンネル登録しよう.

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