2024年9月12日木曜日

大学・高専機能強化支援事業

簡単に言うと,国の施策として大学の理工系の学生を増やす金銭的な支援をするよ,と言う話みたい,読売新聞の記事がまとまっていてわかりやすいと思う.


支援の内容は2種あって,支援1は学部再編等による特定専門人材への転換(公私立大学が対象),支援2は高度情報専門人材の確保に剥けた機能強化(国公私立大学・高専が対象)とのこと.支援1は学部再編とに必要な経費の補助に20年(x8年?),支援2は学部・研究科の定員増に伴う体制強化にと高専の学科コース新設拡充に必要な経費の補助に10億円(x10年?)支援されるそうだ(ハイレベル枠は20億円程度支援).

国立大学について絞ってみると,全国86校あるなか,2023年度選定で37校,2024年度選定で18校選ばれているらしい.半分以上ということか.

読売新聞の記事によると,東京23区の大学は学部増設の規制がかかっているらしくこの施策には応募できないとある,けれど東大とか東工大とか選定リストにあがっているのね.文系の定員を理系にスライドするのだろうか.

文科省の説明はこちら

・成長分野をけん引する大学・高専の機能強化に向けた基金による継続的支援について

・「大学・高専機能強化支援事業」の公募選定結果について(報道発表資料)

理系としてはありがたい話な気もするけれど,この施策で採用された教員は「どうせ彼・彼女は機能強化支援枠だし」と言われるのかも,と思うと悲しい….(悲しいけれど似たような話を聞いたことがあるので)
まあコレも一種の飴と鞭アファーマティブアクションってことか.

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