オチ:GUIセッションでログインしている同一ユーザーで xrdp 接続はできない.
接続先のUbuntuですでにGUIセッションを用いている場合、同一ユーザではXRDP接続するユーザのセッションが利用できません。(RDP接続の認証情報入力後すぐに接続が閉じられてしまう。)XRDP接続用のユーザを別途作成して、そのユーザで接続する前提とします。
GUIセッション落としたら普通にログインできた….
ここに至る日記
以下の様な構成で手元の ノートPC (Win 10)から Linux Mint なミニ PC を介して Headless Alma Linux 9 サーバーに接続している.
+---------+ +--------------+ +----------+
| Win 10 |-vnc->| Linux Mint |-ssh->| Alma 9 |
+---------+ +--------------+ +----------+
ここで Linux Mint の VNC セッションから Headless サーバーに ssh でつないで X を飛ばしながら Virtuoso につなぐと,キーボード入力があべこべになる.qwerty と打つと c.gvn[空]になる.
この現象はすごく不思議で,例えば Linux Mint の (VNCでなく) 画面出力で操作したり,Win 10 PC から mobaXterm でつないで X 飛ばした場合は正常にキー入力でき,VNC だけ動きがおかしい.色々調べたらこれ QT のバグじゃない?という報告があった.
仕方が無いので xrdp にしたのだが,ログインすると則遮断されるので困ったなぁ,と 2 日ぐらいかけていたというオチであった.
なんでこんな面倒な事をしているかというと,前ラボで Headless サーバーがグローバル IP を持っていたので VNC を開けたくなかったということと,サーバーに刺さっている「画面が写ればええねんGPU(GT710)」が RHEL9 クローンと相性が悪くて X を入れると調子が悪くなるという理由である.
なお xrdp は VNC に比べると圧倒的に圧倒的に速い.Virtuoso ってこんなにサクサク動くもんだっけ,と驚いてしまう (Gen4 SSD 2TBx3 RAID5 だからかもしれないが).
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