IC Compiler(2008年版)までは普通のrouter(Classic router)を使っていたが,現在利用中のIC Compiler 2010年版のZrouteが超快適で研究室で愛用している.しかしtopコマンドを見るとCPUを1つしか使っていない.
Classic routerで並列処理をするときはset_destribute_routeを使ってホストの情報を取得したが,Zrouteの場合はset_host_optionsを使う様だ.
icc_shell> set_host_options -max_cores 12
配線や寄生成分抽出など場面によって使い分けもできるらしいが,複雑に考えない場合は単に-max_coresで利用するコア数を指定すればよいとのこと.1コアでさえ速いZeouteがきちんと12コア使って高速処理してくれるので気持ちが良くなった.
ちなみに,複数のマシンに配線のジョブを流すことも可能らしい.商用の大規模な回路をフラットで設計する時には役に立つのかもしれない(研究室レベルの回路だと牛刀かもしれない).
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