唐突に,1x年前の学部時代のインターンシップの事を思い出したので書いてみる.もう時効だよね.当時まだ赤かった頃です.
・統合して4年経つのに旧M,旧Hと言う言葉が普通に使われる.福利厚生も違うという噂.
・技術者数に対してCADのライセンスが全く足りない.そのため技術者はライセンスサーバーをポーリングするスクリプトを書いて,ライセンスを取れたら仕事をするという感じだった.
・上記のため,回路設計のためのシミュレータ(Cadence ncverilog)がほとんど使えない.仕方が無いので別のマイナーメーカーの設計ツールを利用していた(Novas debussy).手持ちのノートPCにインストールした Veritak の方が便利だった始末.
→ debussy は使えると便利で,後継(?)の Veridi をたまに利用するようになった.
・前年度落選したベンダーが翌年営業攻勢をかけるため使えるCADが年度ごとに変わる.当時は意味を理解していなかったが,今思うと毎年習熟すべき CAD が変わるとか習熟コストを考えると非効率的すぎるのでは.
・技術者は忙しいのか,メンターさん含めてあまりこまめに見てもらえなかった.朝から晩まで会議だったり.派遣の方が一番優しかった気がする.これは部署や時期にもよるだろう.
・いっぽうでたばこ休憩が多かった.
・食堂がキツキツなうえにとにかくご飯がおいしくなかった.
・昼休憩後のトイレの個室が空いているところを見たことがない.寝てる?
・寮の食堂が量は多いわおいしいわで天国だった.お風呂も広かった.
・8時出社して20時帰寮して22時ぐらいまで試行錯誤していた.
3週間かけてI2Cの仕様書を理解してバスマスタ・スレーブのRTLを書く課題で,半泣きだったけれどステートマシンの理解がきちんとできたのでそういう意味では大変よかった.大学院生向けの課題だと聞いて後で泣いた.ここには絶対就職しないとも思った.事業所はなくなった.
青くなった今はよくなっていると思います,たぶん.