なぜFuji Xeroxのコピー機の最大投入金額が16120円と中途半端なのか推測してみる.
複写管理機器(というらしい)Coinkit 9のカタログ(pdf)を見ると,硬貨だけの場合最大投入金額は15120円で,オプションの1000円紙幣ユニットをつけることで16120円になるらしい.
カタログを見ると,どうも硬貨の種類によって最大投入可能数が異なる様だ.従ってWikipediaから硬貨の厚みに関する情報を引き出してみると以下のようになった.
- 10円:1.5mm x 90枚 = 135mm
- 50円:1.7mm x 78枚 = 132.6mm
- 100円:1.7mm x 77枚 = 130.9mm
従って,硬貨を受けつけるトレイの大きさが136mmでありそれに制約されている可能性がある.微妙にずれがあるのは,硬貨のそり等を考慮したマージンの分であったり,硬貨の正確な厚みが公表されていない分の誤差の蓄積だと思われる(造幣局のサイトでは見つけられなかった).
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