2013年8月1日木曜日

IC CompilerでHold回避用遅延素子を指定する

IC Compilerによる配置配線においてHold違反を回避するために遅延素子を入れるが,私の環境ではインバータチェーンで構成されてしまい面積/消費電力的に無駄が多い.実際には特定のセル(DELAYセル)をホールド解決用に利用したい,そのためにはset_prefer属性を付加するしたうえでhold違反の修正を行う.以下のようにコマンドを入力すればよいようだ.

set_prefer -min {tech_lib/MY_DELAY_CELL}
set_fix_hold_options -preferred_buffer
set_fix_hold [all_clocks]


あとはroute_opt等の配線時にhold違反を修正するよう設定すればよい.

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