IC Compilerで利用する(Astroの)テクノロジファイルには一般に様々な種類のVIAマクロが定義されており,IC Compilerはそれらの中から状況に応じてVIAを使い分ける.IC Compilerが意図通りのVIAを生成しないときは,advanced via ruleを指定する事でユーザーの意図通りのVIAを選択させることができる.
例えば,電源ストラップ生成時のスタックドビアに利用するVIAを指定するには以下のように設定すればよい.
set_preroute_advanced_via_rule -contact_code TECH_VIA1 -size_by_array_dimensions [list 5 1] -move_via_to_center
その後いつものように電源ストラップを生成する.
create_power_straps -direction vertical -start_at 4.5 -num_placement_strap 2 -increment_x_or_y 20 -nets {VDD VSS} -layer M5 -width 1 -step 20 -pitch_within_group 1.75 -extend_low_ends force_to_boundary_and_generate_pins -extend_high_ends force_to_boundary_and_generate_pins -advanced_via_rules
-contact_codeでテクノロジファイル中のVIAを指定する事が可能である.-move_via_to_centerオプションをつけると,電源レールの真ん中にVIAを配置することが可能である(つけないとずれる).
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