2014年8月14日木曜日

Windowsでメモリ診断を行う(メモリ診断ツール)

Windows Vista以降にはメモリの診断ツールが付属している.

[スタート]→[コントロールパネル]→[管理ツール]→[Windows メモリ診断ツール]を選択.
[今すぐ再起動して問題の有無を確認する]を選択すると,再起動してメモリーの診断が始まる.

Memtest86と比べてどの程度有効なのかはわからないが,お手軽ではある.

参考:Microsft - コンピューターのメモリの問題を診断する

Windowsのメモリ使用量警告を無効にする

Windowsは論理メモリの空き容量が20%を切ると警告を発するが,これを無効にすることができる.

[Windows+Rキー]から[ファイル名を指定して実行]を起動し,"gpedit.msc"と打ち込み,ローカルグループポリシーを起動する.
[コンピュータの構成]→[管理用テンプレート]→[システム]→[トラブルシューティングと診断]→[Windows リソース消費検出と解決]を選択.
右のタブから[シナリオ実行レベルを構成する]を起動し,[無効]を選択する.

本設定を選択することでWindowsは際限なくメモリアロケーションを許す様になるので,もちろんメモリを使い切ればWindowsはクラッシュする(した).

無効ではなく,閾値を20%以外に設定できると良いのだが…

参考:Overclock.net - Windows 8 - Can I disable the memory warning?

2014年8月5日火曜日

CalibreによるLVL(Layout vs Layout)

Calibreを利用する事で,LVLを行う事が可能である.

(1) dbdiffによるルール生成
Calibre付属のdbdiffを用いて,LVL用のルールを自動生成する.

dbdiff -system GDS -design "GdsName" "TopStructure" -refdesign "RefGdsName" "RefTopStructure" -write_xor_rules "RuleName.xor"

(2) 上記ルールを利用してCalibre DRCを実行する(図形演算する)

calibre -drc -hier -fx "RuleName.xor"

ちなみにcompare_gdsというツールが昔のCalibreには存在していたようだが,Calibre 2010.2_13.12では利用する事はできないようだ(実体は存在するが,ただCalibreの説明をするtextをはき出すだけ)