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2026年8月1日土曜日

Synopsys のライセンスサーバーを立てる

 Synopsys のライセンスサーバーを Linux Mint で立てます.RHEL 系しか保証されていないけれど,結果的には全く問題なかったよ.

Synopsys Common Licensing を入れるためにまず Synopsis Installer を入れる.ダウンロードしたバイナリに実行権限を付け,実行.
% chmod +x SynopsysInsterller.run
% ./SynopsysInsterller.run
実行中にインストールディレクトリを聞かれるので指定する.

次に,Synopsys Installer を使って Synopsys Common Licensing を入れる.
% ./installer/installer
バイナリのダウンロード先,インストール先のルートディレクトリ,Site IDを入れる.

Synopsys Common Licensing を使ってライセンスサーバーを立てる.ライセンスファイルを開き,hostname1 を置換してライセンスサーバーの名前にする.
% sed -e "s/hostname1/servername/gc" license_org.txt > ~/synopsys/license.txt

ライセンスファイルは scl_root/admin/license に配置する.
% ln -s ~/synopsys/license.txt scl_root/admin/license

ライセンスサーバー起動
% scl_root/linux64/bin/lmgrd -c scl_root/admin/license/license.txt

FlexNet が起動した.止めてみよう.
% scl_root/linux64/bin/lmdown -c scl_root/admin/license/license.txt
このベンダーのライセンス止めていいのか聞いてくるので y で止める.

ここからは Keysight を参考にする.ライセンスサーバーをサービスとして登録する.systemctl に登録するためのファイルを作成する.
 
% sudo vim /lib/systemd/system/synopsis-license.service

multi-user モードで起動させるので,systemd の所定の位置にスタティックリンクを張る.
% sudo ln -s /lib/systemd/system/synopsys-license.service /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/synopsys-license.service

有効にする.
% sudo systemctl daemon-reload
% sudo systemctl enable synopsys-license.service
% sudo systemctl start synopsys-license.service
% sudo systemctl status synopsys-license.service

これで  active (running)  になっていればOK.

環境変数を設定して,
export SNPDLMD_LICENSE_FILE=27030@servername
この状態で別の terminal を開いて,
% ./lmutil lmstat -a
を実行時にライセンスが正常に見えていればOK.

2026年7月31日金曜日

Keysight のライセンスサーバーを立てる

Keysight のライセンスを取り上げられてしまったので,個別にライセンスサーバーを立てることになってしまった.

ここでは LinuxMint に立てることにする.FlexNet のライセンスサーバーをKeysightダウンロードする.解凍した物の中に PDF があるので基本的にはその PDF 通りに設定すればよい.

ライセンスファイルを確認する.ここで
SERVER this_host MACADDRESS 27009
の MACADDRESS がマシンの MAC アドレスと一致しているか確認する.ケースインセンシティブ.27009 はポート番号で,27000~27009 の値となっている.

今回のライセンスはフローティングとのことだが,ライセンスファイルは PDF の "Example 5: Floating license (borrowable)" の様に floating と書かれていないが大丈夫みたい.
VENDOR_STRING=005056905d85 vendor_info="DESCRIPTION=MyProduct, floating, permanent license
 (MYFEATURE1 coun" \

ライセンスファイルを所定の位置に配置する.Linuxの場合
/var/opt/keysight/licensing/licenses/server
の server がライセンスファイル.なおマニュアルのパスは誤字っている.

試しにライセンスサーバーを起動してみる.
% ./lmgrd -c /var/opt/keysight/licensing/licenses/server -l

この状態で別の terminal を開いて,
% ./lmutil lmstat -a
を実行する時に,ライセンスが正常に見えていればひとまずOK.
ライセンスサーバーをシャットダウンしよう.
% ./lmutil lmdown -c /var/opt/keysight/licensing/licenses/server

ライセンスサーバーをサービスとして登録する.
systemctl に登録するためのファイルを作成する.
% sudo vim /lib/systemd/system/keysight-license.service

 


multi-user モードで起動させるので,systemd の所定の位置にスタティックリンクを張る.
% sudo ln -s /lib/systemd/system/keysight-license.service /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/keysight-license.service

有効にする.
% sudo systemctl daemon-reload
% sudo systemctl enable keysight-license.service
% sudo systemctl start keysight-license.service
% sudo systemctl status keysight-license.service

これで active (running) になっていればOK.
この状態で別の terminal を開いて,
% ./lmutil lmstat -a
を実行する時に,ライセンスが正常に見えていればOK.

クライアントからの Listen を許可するために Firewall に許可を出す.LinuxMint は ufw を使う.
% sudo ufw status
ここで 27009 が開いていない場合,ポートを開放する.
% sudo ufw allow 27009

ただ私の環境ではこれではだめで,思い切ってFirewallを切らないとだめだった.
% sudo ufw disable

クライアントは,環境変数 AGILEESOFT_LICENSE_FILEを指定してやればよい.
% export AGILEESOFT_LICENSE_FILE=<port>@<ipaddr> 
この状態で lmstat でライセンスが見えたら OK.
% lmstat -a 


2013年6月20日木曜日

lmstatを使ってライセンスの使用状況を確認する

某所でCADのライセンス数の取り扱いについてヒートアップしている.Citrixのライセンスツールを使ってライセンスが管理されている場合,lmstatを使ってライセンスを確認することができる.

% lmstat [-a][-f feature]

-a : 提供されているすべてのライセンスの情報を表示
-f "feature" : "feature"のライセンスに関して情報を表示


例えばhspiceの場合,

% lmstat -f hspice

と打ち込めばよい.

ただしライセンスサーバーが複数ある場合,複数のサーバーにアクセスするためライセンスのチェックに時間がかかるようだ.以前記事にしたように実際に1つライセンスを取った方が速いかもしれない.

なお,うちの研究室も自分を含む何人かやらかした事があるので,それ以降皆自重するようになりました.
"&"とかつけてジョブを複数投げるときは気をつけましょう.