環境は Linux Mint 21.2です.クラスファイルは ieice2.2 です.(2015年)
普通にコンパイルすると
.
で止まる.
\usepackage{graphicx,xcolor}% for pdflatex
を
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx,xcolor}
に変える.
これまで Bibtex では ieicetr.bst と reference.bib をワーキングディレクトリに置いて
\bibliographystyle{ieicetr}
\bibliography{reference}
という記述を使っていたのだが,TexLiveをアップデートしてから
というエラーが出るようになった(TexLive 2023 なのになんで 2022 なん?).それどころか TexLive デフォルトでインストールされる IEEEtran もエラーになるように.bst ファイルのデフォルトの保存ディレクトリにある bst ファイルも,カレントディレクトリにある bst ファイル,bib ファイルも読めない.これらはカレントディレクトリに置けばいいって奥村先生も言っているのになぜ.
悩んでいたのだが,以下のサイトからパスをちゃんと書かないといけないらしいという情報を見つけた.
ほんとうかいな.カレントディレクトリに置いたファイルは"./"をつけよう.
\bibliographystyle{./ieicetr}
\bibliography{./reference}
デフォルトでインストールされる BST ファイルについては, BSTINPUTS が
% echo $BSTINPUTS
/usr/local/texlive/2023/texmf-dist/bibtex/bst/
を指していて IEEEtran は
% ls /usr/local/texlive/2023/texmf-dist/bibtex/bst/IEEEtran/IEEEtran.bst
にあるので,以下のように書き換えれば良いらしい.\bibliographystyle{IEEEtrran/IEEEtran}
\bibliographystyle{ieeetrran/IEEEtran}
上記の様にコードを変更したらどちらも動いた.良かったけれど動き方がなんか想定と違う気が...
念のため,.zshrc にBSTINPUTSも設定しておこう.
% export BSTINPUTS=/usr/local/texlive/2023/texmf-dist/bibtex/bst/
24/02/15 訂正
bibliographystyle のディレクトリ名 IEEETran はieeetran とすべて小文字でした.
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