長年やりたいと思っていた LDAP/389DirectoryServer をインストールできた.こちらのサイトを大いにコピー参考させていただいた.大変ありがたい.
こちらの環境は以下の通りなので,Server 側は一部読み替えが必要です.
Server:LinuxMint
Client:AlmaLinux8
Server側設定
LDAP/389DirectoryServer をインストール
生成した .inf の一部を書き換える.
インスタンスの生成と動作確認
→Activeになっていることを確認
ポート開放
クライアントから接続するためのポートをあける
sssd.ldif を作成
意識が低いので公開鍵認証ではなくパスフレーズ認証です.元記事にあった公開鍵認証のためのスキーマは読みません.
sssd.ldif を読む
補足:
modify operation type is missing at line 2, entry "ou=Users,dc=example,dc=com"
と表示されてる場合,ldapadd ではなく ldapmodify を実行している.ldapmodify を使う場合は,ldifにどのような変更を行うか記述が必要らしい.
再度実行してみる
ldif の情報が登録できたか確認する.
クライアント設定
sssdインストール
sssd.conf は Quita の記事のほぼそのままです.
SSSD 起動
→Activeになっていることを確認
動作確認
ユーザー情報取得
認証をSSSDに変更
ログインしてみよう.
.bashrc が読めていないけれど,ログインもできたしsudoもできた.ようやく使えるようになった.
LDAP初期化
LDAP の設定を初期化する際は消す前に一度止める必要があるらしい.LDAP 設定でおかしいなと思ったら,次の一連のコマンドを実行してまっさらな .inf ファイルから再構築していた.この知識がない段階では,LDAP がうまくいかなくなったら OS まるごと再インストールしていた.(TATが…)
参考
こちらのサイトも参考にはしていたのだけれど,おそらく aci 設定が適切でなくてユーザー情報は引けたがログインには至らなかった.
いつも頼りにしている Server World さんの設定はすごくシンプルなんだがうまくいかない.
OpenLDAP : LDAP サーバーの設定
https://www.server-world.info/query?os=Rocky_Linux_8&p=openldap&f=1
OpenLDAP : LDAP クライアントの設定
https://www.server-world.info/query?os=Rocky_Linux_8&p=openldap&f=3
はまったこと
sssd.ldif に書いたパスワードの末尾に空白があるとパスフレーズ認証が通らない.これは平文でも暗号化していても同じ.これでずっと悩んでいて,うまく行ったりうまく行かなかったりぱっと見の再現性がなくてめっちゃこまっていた.
また /root/ds01.inf の先頭行が空欄になっていたのも問題だったかもしれない.とにかく設定中にエラーなり警告なりが出てくれないので難易度が高すぎる.
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