ngspice の収束で困っていたときに見つけたのでメモ
過渡解析がおおよそうまく行く SPICE のオプションとその説明
.options gmin=1e-10 : ダイオードとトランジスタ内の各ダイオードに並列に 1e10 (=10GOhm) の大きな抵抗を追加.
.options abstol=1e-10 : 収束基準の許容誤差を 1e-12 から 1e-10 に増加.
.options reltol=0.003 : 収束基準の許容誤差を 0.0001 から 0.003 に増加.0.003 を超えることは絶対にしてはいけない.
.options cshunt=1e-15 : 各ノードからグランドへ追加される CSHUNT 容量として 1e-15 を追加.高周波振動や数値ノイズによって引き起こされる "Timestep too small" 問題を解決できる.デフォルトは 0 .
「代替ソルバーや cshunt のような機能を必要とする回路には注意が必要です.これは,回路のどこかに不具合がある,つまりモデルに現実離れした部分があることを意味します.」とのこと.
0 件のコメント:
コメントを投稿