2020年6月5日金曜日

Calibre で抽出する寄生成分を選択する

正確には,出力時のフォーマットで抽出した結果を選択できる.
% calibre -xrc -fmt {-r|-c|-rc|-rcc|-adms|-all|-simple} rule.cal

オプションはそれぞれ以下の通り.
-r:抵抗のみ抽出
-c:容量のみ抽出
-rc:RCの分布定数回路として抽出.インダクタは抽出しない.容量はグラウンドとのカップリング容量としてみなす.
-rcc:RCの分布定数回路として抽出.インダクタは抽出しない.
-adms:ADMSフローで利用する.
-all:RCの分布定数回路として抽出.
-simple:寄生成分のないシンプルなネットリストを出力する.

StarRCはルールファイルに抽出成分を指定するのだが,Calibreはコマンドラインオプションだった.なお抽出時もオプションを指定できるのだが,抽出は全部抽出してファイル書き出し時に指定した方が楽?

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