2018年9月11日火曜日

電流の積分時間とスプリアスノイズの関係

電流計(DMM/高精度電源/SMU)によっては積分時間を任意に設定できるものが存在する.積分時間を単に長くするのではなく,想定している交流信号の周波数の整数倍に設定するとノイズ軽減に効果的らしい.例えば関東の商用AC100Vであれば50Hzなので,積分時間は20msの整数倍にするとよいそうだ.

Keysight 34970Aの例だと,積分時間を最短にした例に比べ20msにするとAC100V電源からのスプリアスノイズを60dB減らせるとある.
デバイス測っていると電流が周期的に揺らいで見えるがこれで対策できるのだろうか.

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